理解が英語力を育てるーDWE(ディズニー英語システム)のインプットとは

DWE(ディズニー英語システム)

ことばの理解とは」でことばを話す力の土台になるのが「理解すること」とお伝えしました。

子どもはことばをはじめ、この世界のことを理解しようと楽しみながら一生懸命に探索します。その姿勢が、ことばの世界に入っていく子どもの発達を後押ししてくれるのです。

ことばの理解とは「点」ではなく「面」で育つ

子どもがことばを理解するとき、そこにあるのは辞書にあるような(BOOK=「本」のような)一対一の対応ではありません。 意味は単独の定義のような「点」として存在するのではなく、 経験・感情・文脈・他のことばとの関係が重なり合う「面」として育まれるのです。

たとえば「犬」という語を理解するとき、 吠える音(鳴き声)、散歩で見かける姿、触ったときの感触、絵本で見たイラスト、猫とは違う容姿など、複数の経験が束になって「犬」という意味の面を形成します。

この「面で育つ」という視点は、 実はDWE(ディズニー英語システム)の学習設計に組み込まれています。

DWEでの理解

DWEはことばを単発で教えません。 同じ語を、異なる文脈・異なる媒体で繰り返し提示します。

見てわかる:映像でのことばの提示は、分かりやすく、ことばの学習では最適です。それぞれのことばの提示の仕方も明確で、ネイティブが発音した明確な音声と共にスムーズな理解を促してくれます。

歌って感じる:英語の歌を聴いて楽しみながら、自然に英語をインプットしていきます。物語だけではそうはいきませんが、歌は楽しんでアウトプット(歌うこと)を促し、自然な形で発音の強化も促します。

絵本を読む(見る):子どもは、3歳前後から徐々に文字を認識しはじめます。英語の絵本を通して、アルファベットに楽しみながら触れることができます。

カードで遊ぶ:単語の絵カードでも遊べるようになっていて、楽しみながら(話し言葉では区切りが明確でないため、分かりにくい)単語ということばの塊を意識して、覚えることができる仕組みがあります。

一緒に楽しむ:ディズニーキャラクター達が分かりやすい、明瞭な発音で話してくれるので、英語を話せないお母さんやお父さんも子ども達と一緒に英語を練習できます。一緒に英語を練習することで、共感を生み、子どもが英語を練習する意欲を高め、理解も促します。

身体で覚える:単に映像や本などを見るだけでなく、ディズニーキャラクター達等と踊るなどして、身体を動かして英語に触れることができるので、文字通り身体で英語を覚えることができます。

これらがすべて連動しているため、 子どもは英語を「点」ではなく「面」として受け取ります。

ことばの意味は色々な経験を通して獲得されていくものです。そして、 DWEはその色々な経験を家庭でできる仕組みになっています。

英語の「記号接地」を家庭で起こす仕組み

本来、ことばは本やテキストで学ぶわけではありません。(「記号のメリーゴーランド」で考える子どもの英語学習でもお伝えしたのですが、)子どもは日々の様々な体験を通して、ことばの意味を感じ取り、理解していくのです。「ことば」という記号が「体験(経験)」とくっついて(接地して)いるのです。

DWEはまさにこれを英語でできるのです。「映像でキャラクターが “jump” する」、「歌で “jump” を繰り返し聞く」、「親子で一緒に “jump!” と言いながら跳ぶ」、「カードで “jump” の場面を指さす」

こうして「jump」ということばが、 音・動作・映像・感情の束として子どもの中に接地されます。辞書的な「jump=跳ぶ」ではなく、 体験としての 「jump」が子どもの中に育つのです。

感情がことばを強く定着させる

冒頭でも述べましたが、子どもは「(いろんなことを)知りたい!わかりたい!」という欲求(感情)を持っています。そんな欲求に支えられて、ことばは発達するのですが、DWEはその感情にうまく共鳴して、英語ということばに触れさせてくれます。「ディズニーキャラクター達が話しかけてくる」、「歌が楽しくて体が動く」、そして「ストーリーに夢中になる」といった感情を伴った言語入力は、 子どもにとって、ただの音声やテキストよりも圧倒的に理解しやすく、記憶に残るのです。

また、ディズニーのキャラクターは子どもにとって(大人にとっても)、親近感が湧きやすく、感情移入をすぐにさせてくれます。娘たちの初語が「ミッキー」だったかと錯覚するほど、小さい頃からディズニーキャラクターが大好きでした。この大好きなキャラクター達と一緒になって感情が高ぶることで、英語が心に染みついていくのです。(他のアニメの人気キャラクターと違い、ディズニーキャラクターは小学生、中学生、そして高校生になっても、飽きないようで、拒否感なく見てくれます。ディズニーすごい!)

経験の束が意味を深める

ことばは「経験の再構築」で深まります。

DWEでは同じことばや言い回しを、 「歌」や「映像」、「絵本」、「カード」などという形で繰り返し体験するため、 自然に「経験の束」が増えていきます。

その結果、子どもの中でことばの意味のネットワークが豊かになり、 英語の理解が深く、強固なものになっていくのです。

まとめ:英語を「知識」ではなく「体験」として

子どもがことばを理解するということは、単に「ことばの意味を覚える」ことではありません。

「音を聞き、映像を見て、身体を動かし、歌い、絵本を楽しみ、そして家族と一緒に喜んだり笑ったりする」そうした一つひとつの経験がつながることで、ことばの意味は少しずつ豊かになっていきます。

DWEの特徴は、英語を「教える」のではなく、さまざまな形で英語に触れる機会を家庭の中につくれることです。

「jump」という言葉も、音として聞くだけではなく、キャラクターが跳ぶ姿を見たり、自分自身が跳んでみたり、歌の中で何度も聞いたりすることで、単なる「jump=跳ぶ」という知識ではなく、音・動作・映像・感情が結びついた意味として育っていきます。

つまり、DWEのインプットは、英語を「点」で覚えるのではなく、さまざまな経験をつなげながら「面」として感じて、理解していくためのインプットなのです。

繰り返しになりますが、子どもにとって、ことばは「覚えさせられるもの」ではなく、「わかりたい」「もっと知りたい」という気持ちの中で育っていくものです。

英語を楽しく体験できる環境そのものが、子どもの英語理解を育てる大切な土台になるのです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました