子供達のDWEスケジュール

DWE(ディズニー英語システム)

 何かを学ぶ時、「分かる!」や「理解できた!」という実感がモチベーションを持続し、継続した学習を進める原動力になります。これから英語を本格的に勉強する娘や、やり始めた娘、そしてまだまだ基本を押さえる必要のある娘に対して、DWEの教材を使って、その土台作りをしていきます。

ちゃ
ちゃ

こんにちは。

「ちゃ」と申します。

娘が3人います。

言語聴覚士として働いています。

コミュニケーションについて沢山考えたいです。

子供達には英語を身につけて、世界中の人とコミュニケーションを楽しんでもらいたいです。

そのために、できる事を日々考えています。

少しでも背中を見てもらえるようにと、英検1級等を取得しました。

基本方針

①語彙量を増やす (映像・歌・動作で自然に語彙に触れる機会を増やす)
 英語に限らず、言語習得の鍵は語彙です。また、語彙と言っても単語帳等だけを使った、「日本語↔英語」の様な言葉だけでの語彙の蓄積だけでなく、イメージを伴った語彙量の蓄積を目指します。

②スキーマを増やす(「場面経験量」を増やす)
 英単語をはじめ色々な英語による表現に関して、関連する知識を増やし、色々な英語表現に関するイメージを膨らませるようにします。その為に、DVD等を通して、映像・歌・ストーリーで色々な場面経験量を増やす事を目指します。
*スキーマとは知識の枠組みです。文章を読んだり、話を聞いたりする時、背景知識があると少ない情報からでも文脈を推測できます。
 例えば、「He hit a game-winning grand slam in the final inning. (彼は最終回にサヨナラ満塁ホームランを打った)」と言われても、野球に関しての知識があるのと無いのとでは、文章の理解度が違う事は皆さん想像しやすいと思います。(野球を知っていれば「サヨナラ満塁ホームラン」がどういうものなのか、そしてそれがどれくらい感動的なものなのかという事を臨場感を持って受け止める事ができます。この様な背景知識の事をスキーマと言います。

③マルチモーダルな学習をする (音・映像・動作・文字などを同時に使い、理解を深める)

 私達は様々な感覚を通して、周りの世界を受け止めています。五感(観る事、触る事、味わう事、聞く事、動く事、匂いを嗅ぐ事)を含めた、できるだけ沢山の経験を通して学ぶと、理解が深まり、学習が促進され、血となり肉となってくれます。

順番としては③→②→①で、色々な感覚を用いたマルチモーダルな学習をする事で、スキーマを増やし、そしてスキーマが土台となる語彙量を増やします。

スケジュール

高校2年生の娘


時間帯:帰宅後の5〜10分だけ DWEストーリーDVDを1シーンだけ視聴
⇒ スキーマ+語彙+リスニング補強

ポイント:DWEで基礎力を強化。発音・リズム・アクセントに慣れ、発音とリスニングの土台をしっかりさせます。

中学2年生の娘

時間帯 :帰宅後に、1話だけ視聴。
⇒習慣化+英語に対するスキーマ強化

ポイント:DWEで基礎力を強化。発音・リズム・アクセントに慣れる事と、語彙量を増やします。


小学6年生の娘


時間帯:帰宅後に、1話だけ視聴。
⇒ 習慣化+語彙+スキーマ
ポイント:DWEで英語に対する慣れを作る。発音・リズム・アクセントに慣れる事で本格的に英語の勉強を始めた時に「わかる!」という感覚を得やすいようにします。

→「一緒に楽しむ」ことも大切にしていきます。

 私達が日本語を使いこなしているのは、「日本語学習を強化した」わけではなく、単にその環境で習慣的に使用し続けた結果、日本語でコミュニケーションを取る事に慣れたという事に尽きると思います。

できるだけ学習という捉え方をさせない様に、DWEを通して英語に触れる事に慣れさせる事を目的にします。

まとめ

 マルチモーダルな英語学習は単語など色々な英語による表現のスキーマを増やし、そしてスキーマが土台となる語彙を増やせればしめたものです。

英語学習の基本は語彙です。「倒置法」や「関係副詞」など色々ややこしい(と思っているのは私だけかも知れませんが‥)文法などを理解する必要もあるとは思いますが、語彙を増やし、英語のフレーズに慣れてくれればと思います。

この様に語彙を中心としたものの獲得と普段の生活ではあまり触れる事が無い英語の発音・リズム・アクセントに慣れ、英語の発音とリスニングを身につけて行ってもらいたいです。

そして、何よりも大切な事は「習慣化」による継続です。

継続する事によって物事が習熟できるようになる事を実感してもらえれば、良いと思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました