巷では「○○日で英語がペラペラに」や「○○だけ覚えれば英語はペラペラ」というようなふれこみで英語や英会話の教材が溢れています。それは「うそ」…とまでは言いませんが、何を以て「ペラペラ」とするかは、定義があまりないので、人によっては「やったけど、ペラペラにならなかった(怒)」となります。
「通算○○時間勉強すれば、TOEICで○○点レベルまで」のような表現の仕方で具体的な指標のようなものを表わしてくれている親切なサイトもあります。それはエバンス愛さんという方のブログにあるのですが、私自身にも当てはめられ、かなり正確な指標です。
「1万時間の法則(the law of 10,000 hours)」というものがあります。私は元メジャーリーガーのイチロー選手が「どんな道でも1万時間練習をすれば、一流になれる」と言っていたのを最初に聞いたのですが、その根拠は心理学者のK・アンダース・エリクソン氏の調査からきているようです。ベルリン音楽アカデミーで学ぶバイオリニストを調査した結果、一流の腕を持つ学生とそうでない学生を分けるのは、性別や知能指数、ましてや親の年収などではなく、練習時間の差だけだったそうです。
練習に取り組んでいる時間だけでなく、その練習の質や集中力などによって、多少なりとも誤差はあるでしょうが、その法則に当てはめて考えると、私の英語学習時間では一流というところにまで到達するのは、まだまだ先だと思います。とりあえず英検の1級をクリアーして、全国通訳案内士という語学唯一の国家資格の取得も果たしました。
しかし、これでネイティブと同じぐらい、英語を自由に操れるかというと、そういう訳ではありません。このサイトで、コミュニケーションの事をまとめながら、英語の事も勉強して、発信する事で、英語学習を継続したいと思います。
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