「人生は壮大な暇つぶし」
この言葉を私が聞いたのはホリエモンこと、堀江貴文さんからです。
YouTubeで言っておられるのを聞きましたが、本当に心の底からそう思っているとは「私は」思えません。
ただ、「人生ってそんなもんだから、考えすぎずに、気楽にいろんなことを楽しもうぜ!」っていう様な、彼なりの誠実なメッセージかなと、解釈しています。
彼はこの他に「ビジネスで成功するには熱意なんかいらない」という趣旨の事を言っておられるのを聞いたことがあります。「単に『しつこさ』だけが必要で、ビジネスで成功するには目的や目標なんかいらない」という様な事も言っておられました。
モチベーションを上げ、一所懸命何かに取り組むために、目的を明確にする事は大切だと思います。しかし、その様な目的をもって、何かに取り組むと、目的を見失った時にその熱が冷める事はありえない訳ではありません。その為、目的や目標を考えるよりも、毎日の皿洗いの様に「無心に目の前の事をこなせ」そして、やるからには「今を楽しめ」という事かなと思います。
「未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ」
前述した事と同じ様な内容の言葉ですが、近畿大学の卒業式でのスピーチの最後に残した彼の言葉です。
「いちいち未来の事なんて考えたって、わかりゃしねーんだよ、バカなんだから」
「そんなこと考えてる暇があんだったら、やることやれよ」
という風な声が聞こえてきそうです。
「人の心はお金で買える」
この様な発言がライブドアの創業者だった彼の事を世間に知らしめるのに一役買った事を記憶されている方もいると思います。彼の著書の中での言葉ですが、この言葉によってアンチも増やしてしまった印象があります。(私もその一人だったと思います。)
今となっては、「お金はそれぐらい力があるものだから、気をつけなさい」という意味として、受け取るべき言葉だと思っています。
「この地上に義(ただ)しい者は1人もいない」(伝道の書7章20)
他の記事でも紹介したこの言葉は彼にも当てはまります。
色々私なんかができない事を成し得ている方ですが、もちろん完璧ではありません。
広島県尾道市の餃子店でマスクに着用に関してのできごとなんかでは、本当に彼を擁護できる隙間は無いと思っています。(この事に関する、私の気持ちを代弁してくれている記事はこちらです。⇒ホリエモンともめた大阪焼肉社長が尾道餃子騒動を語る | アゴラ 言論プラットフォーム )
しかし、彼がしてきた事や言ってきた事に鼓舞される事も良くあります。良い(ためになる)事は良い事として、今後も私なりに勉強し、吸収していきたいと思います。
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