何かを習熟する為には、継続する事が大切な事という事に、疑う余地がありません。
その継続のためには「習慣化」が必要です。
BGMのようにしてかけ流す事、親も一緒に楽しむ事、子供が興味を持つことに合わせる事、そして視聴する時間や学習方法を変える柔軟性などがDWEを習慣的にする事の方法です。

こんにちは。
「ちゃ」と申します。
娘が3人います。
言語聴覚士として働いています。
コミュニケーションについて沢山考えたいです。
子供達には英語を身につけて、世界中の人とコミュニケーションを楽しんでもらいたいです。
そのために、できる事を日々考えています。
少しでも背中を見てもらえるようにと、英検1級等を取得しました。
無理せず、BGMとして「かけ流し」する
単なるBGMとして聞き流し、英語のフレーズに慣れ親しむ事だけでも、進歩です。
朝の支度中や食卓を家族で囲んで、楽しく夕食を食べている時などにかけ流しすだけです。。
特に、「勉強」という堅苦しいイメージでは、スムーズに頭に入るはずの物も入ってきません。ここでは、英語のリズムやフレーズに聞き慣れるだけをゴールにします。
我が家でも、特にスケジュール化せず、気が向いた時にかけ流していました。
その為、所々で、キャラクターの英語のセリフやフレーズを娘が覚えていて、先回りして言ったりする事があります。英語のフレーズは「言葉の意味」と「使いどころ」を同時に運んできてくれます。

親も一緒に楽しむ
特に子供が小さい頃は親と一緒に過ごす時間を楽しみにしています。英語の学習も「勉強」ではなく、「遊び」や「楽しい時間」と感じてもらえればしめたものです。
また、親の背中を観て子供は育つと言います。
以前にも書いた事ですが、ある超有名大学の医学部に合格した青年に「親から勉強しろと沢山言われたか」と質問すると、「医者である父親が帰宅後、毎日書斎で論文の執筆や読書をするのを見て育ったので、自然に勉強する姿勢が身に付いた」との回答をもらいました。
一緒に英語を楽しみながら学ぶという事は、この「親の背を見せる」事に通じると思います。

子供の興味に合わせる
想像しやすいと思いますが、子供が好きな事に夢中になっている時は、集中力が増し、記憶に定着しやすい物です。
また、英語そのものに興味が無くても、好きなキャラクターやテーマを通じて学ぶ事で、「英語=楽しい」と感じられるようになります。
それに加え、興味がある言葉やフレーズ、そして好きな歌の歌詞等は、自然と口から出てきやすくなり、自発的にアウトプットする事で実用的になったり、記憶に定着しやすくなったりします。
沢山の子供に限らず、世界中の方がディズニーに親近感を持ち、大好きです。
興味を持って見てもらうのに、このDWE(ディズニー英語システム)程、みんなにうってつけな教材はあまりないと思います。

視聴時間や方法を柔軟にする
「毎日、夕方の6時から7時まではDVDを観る」などと完全に習慣化できれば、良いのですが、日々雑多な事がある事で、なかなか理想的に習慣化できません。
特に、我が家の様に複数の子供がいる家庭は、それぞれのスケジュールがバラバラで、決まった視聴時間を背ってしにくい事がよくあると思います。
その為、視聴時間やその仕方なんかを決めず、ある時はかけ流すだけだったり、ある時はみんなで楽しんだりして、観かたも柔軟にすると、観る事が習慣化できると思います。
他の教材も組み合わせる
学習において、様々な教材を使う事は非常に効果的です。
絵本やDVD、そして絵カードなど異なる教材から得られる多様な刺激が、子供のスキーマ(すでに持っている知識の枠組み)と結びついたり、新たなスキーマができたりして理解と記憶を助けます。
例えば、歌は記憶に残りやすく、絵本は文字情報の語彙が膨らみます。
家族間の英語のやり取りが日常の実践的な英語表現に結びつき、知識の枠組み(スキーマ)が膨らみます。
*スキーマ (schema) とは、人が過去の経験から得た知識や枠組みで、新しい情報を理解・整理するための“頭の中のテンプレート”のようなものです。

まとめ
無理をせずBGMのようにしてかけ流したり、親が一緒に楽しんだり、子供が興味を持つことに合わせたり、そして視聴する時間や学習方法を柔軟に変えたりする事は学習の「習慣化」、そして「継続」につながります。
何事もそうですが、物事を習熟するのに必要な事はこの「継続」以外にはありえません。
メジャーリーグで活躍していたイチロー選手も「小さい事を重ねる事が、とんでもないところに行くただ1つの道」と言っておられました。
彼ほどの事はできていませんが、私も今までの経験から、「結局は継続するしかない」と思っています。
継続する為にも、その都度、色々試行錯誤していきたいです。
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