手放さないで!DWE(ディズニー英語システム)その8

英語

DVD6の見どころ

 DVD5に引き続き、基礎的な所から少し踏み込んだ内容になっています。比較表現や対義語、そして日本語にない前置詞の使い方など、文法的にもステップアップした内容です。また、学校の教科書や参考う所等では余り習わない表現方法も少し垣間見る事ができます。

物とそれに関係する動作の表現

 「soap(石鹸) 」は「wash(洗う)」事をする為、「towel(タオル)」は「dry(乾かす)」事をする為、など名詞に関連した動作の表現を学びます。物(名詞)にはそれに対応する動作(動詞)があります。それらを対で憶えておいたり、慣れておいたりする事は、vocabulary(語彙)を増やす上で大切で有効な手段です。「book(本)」といえば「read(読む)」、「car(車)」と言えば「drive(運転する)」等、関連した単語に慣れる事は一石二鳥です。

 英語学習に限らず、語彙力は知的能力や思考力と密接な関連があると言われています。なぜなら、言葉はコミュニケーションのための道具に留まらず、思考の結晶になり得ます。梅田悟司氏も著書「『言葉にできる』は武器になる」の中で、内なる言葉が思考やコンセプトであり、外に向かう言葉はそれを結晶化したものという風に表現しておられます。

 この様に考えると、語彙量は英語学習においても、1つの構築すべき柱の一つです。そして、語彙を増やす方法の1つとして、この様に関連語からイメージできる様にし、色々な単語に慣れる事は語彙を増やす上で、大切な道のりの1つです。

比較表現

 釣った魚を比較して、大きさを比較する表現を学びます。

日本語では副詞の「~より」を付けるだけの簡単な法則で表現できますが、法則のある語形変化を用いて表現されます。

 比較級を作る場合は、用いる形容詞や副詞の語尾に「er」をつけたり、形容詞や副詞の前に「more」を付けます。(詳しくは「英語の文法」の「比較」をご覧ください。

 ここではそんな比較級の基本的な部分に触れる事ができ、比較表現の基礎をつかむ事ができます。

対義語

 対義語を学ぶ事も、効率的に語彙量を増やす方法の1つです。「new(新しい)」と「old(古い)」の様な形容詞の対義語や「push(押す)」と「pull(引く)」の様な動詞の対義語を学ぶ事ができます。

動きの表現

 野球の試合の様子を通して、動作の表現を学びます。野球は「run(走る)」」等以外に、「catch(捕る)」や「throw(投げる)」、そして「hit(打つ)」等色々な動きの要素があるため、包括的に運動の表現を学ぶにはうってつけのスポーツです。

感覚の表現

「see」や「smell」等、五感で感じる事を表現する仕方を学びます。

「見る」、「聞く」、「嗅ぐ」、「味わう」、そして「(皮膚で)感じる」の五感はコミュニケーションの中で大切な要素のです。それらを明確に表現できるお様になる事が大切なのは言うまでもありません。

 それらを画像と一緒に、イメージしながら覚える事で、幼児の方でも学ぶ事ができる様に汎用性を持たせたイメージをこのDVDは提供してくれます。

前置詞と形容詞を使った表現方法

「through」や「under」、そして「behind」等、ボールが飛ぶ方向などで前置詞の使い方を分かりやすく表現してくれています。

日本語には無い前置詞で、英語は物の位置や動く方向を簡易的に表現させてくれます。

日本語には無いので、大人はイメージし辛い部分があるのですが、絵で表してくれているので、理解が促進されます。

英語に限らず、言葉はイメージをデジタルで他者に伝える道具です。その道具の在り方をイメージと共に理解する事は大切で、そんな学び方をこのDVDは提供してくれます。

その他

 「オノマトペ」をご存じですか?

「オノマトペ」とはスズメの事をその鳴き声になぞって「チュンチュン」と表現したり、「ドンドンと壁を叩く」の「ドンドン」の様な、擬音語や擬態語の事です。

日本語では、小さい子供に「ワンワンがいるね」等と犬を指して伝える事も様ある事ですが、英語にはその様な「オノマトペ」が少ないようです。

例えば、「歩く」は「walk」ですが、「トボトボ歩く」であれば「plod」、「ズカズカ歩く」は「swagger」となり、「オノマトペ」の部分が、動詞に含まれます。

英語には上記の様な様態を細かくした動詞が140以上あるそうです。(参照:「言語の本質」,今井むつみ・秋田喜美著, 中央公論新社, 2023年)

 「手をゴシゴシ洗う」事を「scrub」と1つの単語で表しますが、このDVDでも「scrub scrub scrub (ゴシゴシゴシ)」という様な表現が出てきます。この様な表現は、なかなか教科書や参考書では身に付かない部分です。

まとめ

コミュニケーションのツールの一つに過ぎない言語ですが、その中身は奥が深くて、その形は言語によってそれぞれです。そんな違いを意識することなく、この様なアニメーションはイメージと共に私達の中に「スー」と落とし込んでくれます。

「動詞」や「前置詞」、そして「オノマトペ」等と大人が分かりやすいように、硬い言葉で整理してしまいましたが、子供達はそんな事を意識せず、言葉を獲得しています。そして、本来あるべき赤ちゃんが獲得する様な言語習得の道筋を、この様なDVDは辿らせてくれると言えます。

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