手放さないで!DWE(ディズニー英語システム)    その3

英語

親も一緒に勉強する

 以前にも書いた事ですが、「子供の学習意欲を掻き立てるために、親が勉強している姿を見せる」というのは本当に大切です。

このDWEの活用もその事が必須で、「親が一緒に見て楽しむ」事がこの教材を活かす上で一番大切だと思います。

全く英語を話せない妻が「英語を話す事ができる様になりたい」という気持ちで、子供と一緒に学ぼうとして購入しました。

しかし、DVDや絵本の最初の方は簡単で、分かったようですが、英語のみの教材の為に、すぐに分からなくなり、視聴をやめてしまいました。親が視聴をやめれば子供の視聴回数が減るのも必然です。

 小さな子供が、この教材をエンターテインメントとして視聴する様な感覚では、大人は観れない為、「分からない」=「面白くない」という様になってしまいます。

この「分からない」を解決するために、DVDの内容の解説を作成し、家族のみ閲覧可能にしました。分かりやすいように、DVDの画像を少し使用しているため、不特定多数の人には見る事ができないようにしています。

ここでは、「英語ばかりで分からない」という方のために、各DVDを視聴するPointを解説し、この教材を継続的に使用する一助になればと思います。(購入した時期によって、内容等が異なるため、私達が視聴しているDVDのジャケットの画像を載せます。)

DVD1の見どころ

人の名前の確認

 先ずは、英語での自己紹介での名前の確認です。自分の名前を言ったり、他人の名前を聞いたりする事で、コミュニケーションの入り口に立つ準備をします。

 英語を学ぶ理由は人それぞれで、「学校の成績を上げる為」や「良い大学に入るため」等、人それぞれですが、それらの全ての先には、「英語能力の向上により、より多くの人とコミュニケーションを取る事ができる様にする為」という事があると思います。

コミュニケーションを円滑に取るためには、人の名前を覚える事は基本です。

 特に、英語圏の国の方にとっての名前は日本でのそれよりも「大切」と感じる事が多く、特に姓(Family Name)よりも名(First Name)の方を多用する事が多くあります。

例えば、英語学校や小学校ぐらいの先生だと姓よりも名で名前を呼ぶ事があります。(大学の教授ともなると、「Dr.‥」と遠慮して、少しよそよそしくないますが。)日本の小学校であれば、「山田先生」等と苗字(Family Name)で呼ぶ事がほとんどですが、向こうでは親しくなれば、名前(First Name)で呼び合ったりもします。

 また、ホテル等で、受付やボーイの方の名札を見て「Robert(ロバート)」や「Rob(ロブ・ロバートを短縮したあだ名)」と呼ぶと、明らかに親しみを持って、接してくれ出す事があります。

英語というコミュニケーション方法を学ぶ入り口として、基本の「き」の名前の確認の仕方を最初に教えてくれます。

挨拶と紹介

 挨拶もコミュニケーションの基本の「き」ですね。初対面の人との挨拶や、友人の紹介の仕方を学びます。

コミュニケーションには親密さや共通の話題が必要です。しかし、初対面等の理由で、親密さや共通の話題が無い場合でも、挨拶は全ての人の共通言語です。相手との関係がどのようなものであれ、挨拶を介して、コミュニケーションを図る事ができます。

メールやチャット等、文章だけのコミュニケーションが増えている今、その様な時代だからこそ、実際に言葉を交わして挨拶をする事を大切にしたいと思います。

物の名前

 名前や挨拶の次に、コミュニケーションを図るために使う言葉で最も必要になるのは、物の名前です。身近で色々な物にも、それぞれ名前がある事を確認します。

また、それぞれの単語には似た要素が含まれている事が少し垣間見れるようになっています。

アルファベット

 これは英語学習の基本の「き」です。日本語の50音には含まれないような、英語独特の発音の基本を押さえる事ができます。特に子供が小さい頃からこの日本語にない発音に触れておく事は、英語の発音や聞き取りの力を育む土台になってくれます。

人称代名詞

 「I」や「You」はもちろん「He」や「She」等三人称の性別を基にした代名詞の使い分けがある事にも触れられています。

単語の綴り

 私が中学生になり、英語を習い始めた時に、それぞれの単語にはそれぞれの綴りがある事に納得がいかなかったことを覚えています。大した事ではない様に思えますが、その「納得のいかなさ」が英語学習の足を引っ張っていた事が今となっては客観的に回想できます。

「なんで、誰が決めたのか分からんような綴りをいちいち憶えなあかんねん。あほらしい。」と無駄な反抗心が芽生えました。

 しかし、日本語の単語にもそれぞれに合った漢字とそれらに意味があるように、英語の単語にもそれぞれに色々な綴りや発音の単語がある事を感覚的に幼少から理解ができる様になっています。

まとめ

 上記以外にも、基本的な疑問文や命令文などの要素も含まれています。

他に「out of …(…の外へ)」等 のよく使われる前置詞も学べる要素もあります。

英語を義務教育で勉強した人には簡単に思えるDVD1ですが、丁寧に見ていくとこれだけの大切な要素が含まれています。

何回も、これを見直すだけで、英語学習の基本を確実に身につける事ができると思います。

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